ラキシティー

解剖学とはカラダのつくりや形について学ぶ学問です。

解剖学、難しい名称が多くなんだかとっつきにくくて難しい印象でしたが人体を解剖して観察すること。ただそれだけ。答えが必ずある。と知ってから改めて興味が出てきました。

という訳で最近解剖学について学んでいる事を少しずつ書いていきたいと思います。

「身体が硬くてヨガが出来ない」

良くこのような声を頂きます。

そもそも身体が柔らかいというのはどういうことでしょうか?

「身体が柔らかい」とは?

筋肉の柔軟性や関節の可動域が適度であり、また、可動域の制限を越えるような場面に遭遇しても直ちにそれを制御するだけの筋力がある状態のことを言います。

「関節がゆるい」とは?

筋肉の柔軟性や関節の可動域が過度であり、また可動域の制限を越えるような場面に遭遇しても直ちにそれを制御するだけの十分な筋力がない状態を言います。

ラキシティー呼ばれる症状がこれに当たります。

「身体が柔らかい」

「関節が緩い」

多くの方がどちらも身体が柔らかいことだと思ってはいるのではないでしょうか?

どちらもアーサナを完成させるには有利かもしれない。

でも実は全く違う現象です。

関節の緩さは生まれ持った身体の性質によるものが大きく、華奢な若い女性では多く見られます。

安定感のあるアーサナの為には支える為の筋力が必要不可欠です。